3月25日(水)に、アカデミック・アドベンチャーに参加してきました。
東京大学総合研究博物館が主導する博物館教育プログラムで、JPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」を訪問します。中学1~3年生の希望者、計51名が参加しました。
東京大学の多岐分野に亘る教育研究に由来する展示を、大学生ボランティア「インターメディエイト(媒介者)」と一緒に自由に対話を行いながら観察・鑑賞し、創造的な学術探検(=アカデミック・アドベンチャー)の世界に飛び込みます。

まずはインターメディエイトとの顔合わせ。生徒たちがいるのは、昭和初期の東京大学の講義室を再現した空間「アカデミア」です。

机には、ペンとインクを置いておくためのくぼみ。

1階の展示室では、骨格標本の観察を行いました。

さまざまな動物の骨格標本が並べられたショーケース。インターメディエイトが、その中の1つを指しながら何の骨格標本であるかを尋ねます。生徒たちからはすぐに「鳥!」という答えが。
「正解です!ではなぜ鳥だと判断できたのでしょう?」
「鳥と他の動物との違いを意識しながら、このあたりの標本を観察してみて下さい。」

「観察のポイント」を与えられた生徒たち。ガラスにぶつかってしまいそうなほど顔を近付けて、まじまじと骨格標本を観察しています。

さまざまな鳥の頭の部分の骨が並べられたショーケース。種ごとの違いも考えているようです。

2階の展示室では、さまざまな時代の蓄音機を観察しながらその特徴について考えました。
「音を記録するところはどこでしょう?」
「このパーツは、何のためにあると思いますか?」

同じ「蓄音機」でも、その構造や使われている素材は少しずつ異なります。「比較」の目を養いました。

剥製標本を隅々まで眺める生徒たち。

丁度開催中だった特別展示も見せていただきました。

最後にはアカデミアに戻り、インターメディエイトとの振り返り。疑問に思ったことを質問したり、今日学んだことや面白かったことを共有しました。インターメディエイトの方々も一人ひとり、今日の発見や生徒へのメッセージをくださいました。
アカデミック・アドベンチャーで、すべての展示物について扱えるわけではありません。プログラム終了後の自由見学では、冒険で得た「ワクワク」の気持ちのままに、館内を回っているようすがうかがえました。
目的をもって展示物を観察し、学びを得る。能動的に博物館を楽しむ「視点」を広げる、とても良い機会となりました。
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