高校1年生に続いて、中学1年生のオリエンテーション合宿も行われました。場所は同じく清里の清泉寮です。初日は晴天。お昼頃に到着し、草原にレジャーシートを広げてお弁当を食べました。

<講話(1日目午後・2日目午前)>
オリエンテーション合宿の目的の一つは「明の星の精神を理解しよう」。校長先生から校訓についての話を聞き、ありのままの自分として生きること、自分の弱さを肯定すること、比較や競争に影響されずに学ぶことなど、自分の在り方や生き方について様々な面から考えました。

自分が感じたことや考えたことを、友人とわかち合うのも大切な時間です。否定せずにまるごと受け入れて聞くことを意識します。

入学から一か月にも満たない中で行われる合宿のプログラムには「クラスの時間」「ガイドウォーク(自然体験)」「学年の時間」など、生徒同士の交流を図る時間も多く設定されています。
<クラスの時間(1日目午後)>
フルーツバスケット。席移動はみんな本気です。お題を出すことになった生徒は自己紹介!

会話と推理で各役職が勝利を目指す、古典的パーティーゲームの真最中。部屋を暗くして、雰囲気づくりも完璧です。

グループごとに分かれてロールプレイングゲーム。ホワイトボードに係の生徒が書いたルールを確認しながら、和気あいあいと進めています。

じゃんけん列車やハンカチ落とし。有志レク係のしっかりとした仕切りで大いに盛り上がっています。

<ガイドウォーク(2日目午後)>
予報通り、お昼過ぎから雨。しっかりとレインウェアを着て、レンジャーさんとともに森へ出発しました。森の中の植物や動物についての説明を聞きながら、五感を使って自然を体験します。

教えてもらったリラックス効果のある葉やかわいい形の木の実を「家族に持って帰る!」と袋に入れる生徒も。集めた植物でアート作品を作る班もありました。


<学年の時間(3日目午前)>
最終日は4クラス合同でレクリエーション。違うクラスの生徒とグループになり、お互いに自己紹介とスモールトークを行いました。

2日目夜のセレブレーション(祈りの集い)では共同祈願やキャンドルサービスなどを行い、明の星での生活が実り豊かなものになるように静かな心でお祈りしました。聖歌「ごらんよ空の鳥」と「みははマリア」も全員で合唱しました。
たっぷりと疲れつつも、和らいだ充実した表情で帰路についた生徒たち。このオリエンテーション合宿でそれぞれが得たものが、学校生活を支える軸やエネルギーになればと思っています。
先日は中学2年生・3年生の修養会についてご紹介しました。修養会はすべての学年で毎年行われる大切な行事で、生徒たちの成長段階や社会状況などに応じてテーマも変わります。今回は高校2年生・3年生の修養会についてお伝えします。テーマは「ええこと、エコって、ええ心」。明るく、気さくな神父様がお話しに来てくださいました。

修養会の意味は「日常から離れて、自分はどんな将来に向かっているのか考える」。講話の中ではAIやSNSを使用する危険性についても考えながら、自分の心を見つめていきます。どのような心で自分を見つめているのか、思いめぐらします。

心の健康の妨げとして「自己陶酔・自己中心」と「自己否定・自己卑下」を挙げながら、「自分の良さに気が付かないと他者との関係性も歪む」「他の人が自分について何を考えているのかが心配で、他者と関わるのが怖くなる」「自分が惨めに思えて、自分を愛せず、心が悲しさでいっぱいになり、他者を思いやる余裕もなくなる」とお話しされました。そして、生徒に対してこんな問いかけも。「一日のうちで、あなたが一番長い時間を一緒に過ごしているのは誰ですか?」

答えは「自分」。そんな自分を受け入れ、愛すること。キリスト教的人間観の根本は「あなたは神に愛されている存在である」「あなたは望まれて生まれてきた存在である」と語りかけます。
テーマである「エコ」についてのお話も。「エコ」という言葉はギリシャ語で「家」を意味する「オイコス」に由来するそうです。地球全体がみんなの共通の家であり、「エコ」とはそこに住む生物そして人類全体を「自分の大切な家族」として愛するという、単なる「資源を無駄遣いしない」以上のことであり、愛がなければ真のエコも存在しない、とお話しされました。
講話の後はグループごとに、何が心に残ったかをわかち合い、次の2点を考えました。①「どんな世界になってほしいか」という夢・目標。②その実現のために何ができるか。

考えた内容はお花の形の紙にまとめて、クラスで発表します。お花の中心に夢・目標、花びらの部分に実現のためにできることを記入しました。

グループでのわかち合い、クラスでのわかち合いの後はミサにあずかりました。

日々の慌ただしさから離れ、心静かに過ごした一日。帰宅後は「黙想ノート」と呼ばれるノートに、自分が感じたことや考えたことを記します。
4/20~4/22の三日間、高校一年生は清里へオリエンテーション合宿に行きました。入学して間もない時期に、これから三年間の高校生活をどのように過ごすのかについて考えるひとときとなりました。
<一日目>
一人の人間として、明の星の生徒として、どのような自分でありたいか。高校校長の講話をもとに、「実存の問い」と「社会の問い」について考えを深めました。

ルソーによれば、人の成長の理想とは、「自分のため、みんなのため」を考えられる人、真に自由な人、となることです。
では一体、どうすればその理想に近づけるのでしょうか。「真に自由」であるとは、どのようなことをさすのでしょうか。
普段の忙しい学校生活ではじっくりと考えることが難しいテーマに時間をかけて向き合い、周囲と分かち合いを行いました。

<二日目>
映画「12人の怒れる男」を鑑賞し、昨日の分かち合いを踏まえた上で、「私はどうやったら幸福になれるか」と「どうやったらよい社会になるのか、そもそもよい社会とはどのようなものか」という問いについて考えました。

明の星という小さな社会で、自分らしく生きていくにはどうしたらよいのか。まさしく、校訓「正・浄・和」についての理解を深め、同級生と考えを分かち合い、よりよく生きていくための一歩としました。
また、親睦を深めることもオリエンテーション合宿の大切な目的の一つです。スマートフォンもテレビも無い中で過ごす三日間。
新しいクラスのメンバーや、これまで話す機会が乏しかった同級生との交流が生まれ、ぐっと仲が深まりました。

宿の周辺も散策しました。お土産を買ったり、ソフトクリームを食べたり、草原に寝転んだり。中には鬼ごっこをし始める生徒や、放牧されている牛を探しにいく生徒もいました。思い思いにのびのびと過ごすことができたようです。

夜には、セレブレーションを行いました。心を落ち着けて、これからの学校生活が充実したものになるように、心穏やかに過ごせるように、祈りの時間を過ごしました。


<三日目>
最終日には、各々が選んだコースのクラフト体験を行いました。陶芸や、革小物、フラワーアレンジメントなど、真剣に作業に取り組み、素敵な作品を作りあげていました。


長いようで短かったという感想も聞こえたオリエンテーション合宿。自己の在り方や他者との関わりについて見つめ直し、楽しい思い出も沢山作ることができた三日間となりました。
修養会はカトリックミッションスクールである本校が、とても大切にしている日です。
日常生活の慌ただしさから離れ、自分の在り方を見つめ直します。

今年度の修養会では「祝福」をテーマに、レンブラントの【放蕩息子の帰還】を通して神父様のお話を聞きました。
すべてを失って帰ってきた息子を父が温かく迎え入れる姿から、神様が私たち一人ひとりを無条件に愛し、受け入れてくださるということ、そしてその愛の中で共に喜ぶことの大切さについて考えました。

この絵は父・弟・兄と、どの立場で見るかによって感じ方が変わることから、分かち合いの時間には、一人ひとりが感じたことを言葉にし、友人の考えに耳を傾けました。
同じ絵でも多様な受け取り方があることに気付き、互いの違いを認め合う大切さを実感しました。

クラスでの振り返りの時間では「友達が失敗したときに責めるのではなく受け止めたい」「クラスの中で誰かの思いに気付けるようになりたい」といった声も聞かれ、神様からいだたいている祝福を日々の学校生活の中でも分かち合っていこうとする姿が見られました。
始業式の翌日にあたる4月10日、新入生歓迎会がジュビリホールで行われました。
中高6学年がホールに集い、各部活動が新入生のために一生懸命に準備した発表を楽しみました。
司会進行は校友会(生徒会)役員です。

コメディータッチで笑いが沸き起こるもの、素晴らしい演技に感嘆の声が上がるもの。ホールは大盛り上がりです。
一部のみですが、ご紹介します。

水泳キャップをかぶって踊る水泳部。背中には新入生へのメッセージ!

切れの良いダンスに歓声が上がるダンス部。

元気の出る演奏とパフォーマンスで楽しませてくれる吹奏楽部。

美しく、力強い演技で魅了する新体操部。
中学1年生はこの日の放課後から様々な部活動を見学し、入りたい部活を決めていきます。
多くの卒業生が学校生活を振り返って口にするように、部活動を通して得た学びや経験、築いた人間関係はかけがえのないものです。
もちろん、部活へ入るかどうかは自由。部活には入らず、習い事に勤しんだり、図書館で本を読んだり、趣味を楽しんだり…放課後の過ごし方は人それぞれです。
ひとりひとりが、充実した学校生活を送ることができますように。
今年の1月にお届けした「廃炉の今を知る」読売中高生新聞×東京電力HD現地ルポ企画のようすが、メディアに掲載されました。
◇新聞掲載 2026年3月27日読売中高生新聞
◇動画 東京電力公式youtubeチャンネル
高校生・高専生が行く!福島第一原子力発電所 見学ダイジェスト
高校生・高専生が行く!福島第一原子力発電所5号機 原子炉内部見学
高校生・高専生が行く!福島第一原子力発電所 廃炉ロボット操作体験
参加した2人から、当日をふり返ってコメントをもらいました。
「実際に行ってみて”知識”としてしか知らなかった福島第一原子力発電所での事故を”感覚・経験”として知ることができました。当日の見学や体験、対話を通して次の世代につなげていくことが大切だと感じました。今回の経験を通じて、震災を知らない私たちに何ができるのかを、日々考えていこうと思っています。」
「今回、原子力発電所に訪れる前は、事故の起きた原子力発電所は恐ろしい場所なのかなと思っていました。実際に訪れてみると入る為には厳重な確認はあるものの中で働いている方々はみなさん温かく、自分の仕事に誇りを持って作業していらっしゃるのだと分かりました。これからはこのような思いを持って働いていらっしゃる方々がいるということを心に留め、廃炉関係のニュースに目を向けたいと思います。普段なかなかできない貴重な経験になりました。」
春になると、明の星のキャンパスは桜で包まれます。


まだ桜の花が残る4月8日、中学校第24回・高等学校第60回の入学式が行われました。
中学1年生にとっては新しい学校生活の始まり。緊張と期待の入り混じった表情で登校してきます。
高校1年生にとっては6年間の折り返し地点。気持ち新たに高校生活を始める大切な節目の日です。
式のはじめに担任から新入生ひとりひとりの名前が読み上げられます。
そして中学校、高等学校それぞれの学校長からの式辞。

中学校校長は「一人ひとりを大切に」という言葉の意味を問いかけながら、次のように語りかけます。
「『一人ひとりを大切に』するためにはどうしたらよいのでしょう。それは、一つには、『自分と他者を比べない』ということがあるのではないかと思います。
他者との比較は、得てして優劣としての評価につながります。しかし、あなたという存在は、この世界に唯一の、かけがえのない存在です。他者との違いは、自分とは違うということに過ぎず、決して優劣などではありません。
新入生の皆さん、ありのままのあなたという存在に誇りを持ちましょう。同時に、仲間のありのままも受け入れ、そこから大いに学びましょう。そして、自分との違いを、どちらの方が優れているという評価に結びつけないようにしましょう。皆さんは今のままでも素晴らしいのですから、誰はばかることなく、自分の持ち味を発揮していきましょう。そして、明の星に、自分の居場所を見つけましょう。
それでは、新入生の皆さん、みんなで力を合わせて、みんなとともに、互いの成長を喜び合う、そういう学校生活を始めることにいたしましょう」。

高等学校校長は「学校生活が皆さんに対してどのような実りをもたらすか、それは皆さんご自身が、何を大切にするかによって決まります」と式辞をはじめ、学校の校訓とモットーを心に留めて学校生活を送るよう励まします。
「本校の校訓『正、浄、和』を大切にしていくこと、すなわち、『ほんとうの私を生きる』のだという希望を持って、毎日の学校生活を送ることを私たちは大いに望んでいます。ほかの誰にも代わりができないあなたの存在、あなた固有の使命を与えられているご自分の人生、あなたがこの上なく大切な存在であること、これらを今ここで、もう一度心に深く刻んで、中学校生活、高校生活をスタートいたしましょう。(中略)
新入生の皆さん、皆さんは『ほんとうの私を生きる』という一生涯のテーマの第一歩を明の星で踏み出しますが、これをいったいどのように具体的に実践していけばよいのでしょうか。日々、悩み、苦しみ、そして喜びながら、自分を大切にして、他者を思いやり、お互いに協力しながら、努力を継続していく、その過程で、いつも皆さんを支えてくれるのは、本校のモットーです。『最善のあなたでありなさい。そして、最も真実なあなたでありなさい。』 "Be your best and truest self. " この呼びかけは、困難な状況にあるときも、あなたに勇気を与えてくれるでしょう。あなたは、ほかの誰のものでもない、あなた自身の人生を、誠実にひたすらに歩んでください」。
学校長からの式辞に応えるようにして続く、新入生代表による誓いの言葉。

「これからの6年間の学びの中で、やりがいや楽しみを見つけ、失敗を恐れず、前向きに様々なことに挑戦していきたいと思います。周りの方々への感謝の気持ちを忘れず、出会いや経験を自分自身の糧としながら、毎日を大切に過ごしていきたいです。
また、『ほんとうの私を生きる、ナンバーワンになることではなくオンリーワンを目指す』という言葉を胸に、自分らしく歩んでいきたいと思います」。(中学校新入生代表)

「私たちは今日から温かい仲間と共に学習や部活動、行事など様々なことに積極的に取り組み、お互いに高め合っていきたいと思います。
そして、私たち一人ひとりが校訓『正・浄・和』に基づき、『ほんとうの私』を目指して、助け合いながら豊かな学校生活を送ることを誓います」。(高等学校新入生代表)
新入生たちを迎えた大きな喜びと感謝を胸に、共に歩んでいきます。
3月23日には終業式を終え、今年度も終わりを迎えようとしています。生徒たちも、教室や昇降口ロッカーの荷物を一度すべて持ち帰り、気持ちを切り替えて4月を迎える準備をしています。
年度の締め括りに、3月3日に行った高校卒業式、3月19日に行った中学卒業式についてご紹介したいと思います。

入場前、ホワイエに集う生徒たち。

一人ひとりが名前を呼ばれ、卒業証書を受け取ります。

高校生の卒業証書授与では、クラス全員が一列に並びます。

はにかみながら、晴れやかな表情で退場する生徒たち。
学校長からの式辞の中では、本校の校訓「正・浄・和」の実践について、3年間、あるいは6年間かけて考えてきたことがまとめられます。

『中学1年生の時は、「和」「互いに助け合って」いくことについて考え、「自分と他者の尊重」、そして「目的、方向性の一致」という2つのことが大切だということを共通理解として得た1年でした。
中学2年生では、「正」「ほんとうの私を生きる」ことについて考えました。私たちが焦点を当てたのは、「自分の存在価値を生きる」という意味での「正しさ」と、「自分の使命を生きる」つまり「与えられた命を生きる」という意味での「正しさ」についてであったと思います。
そして今年度、私たちは「浄」「ありのままの私として」生きることについて考えてきました。その中で私たちは、「ありのままの私を受け入れる」とは、自分の弱さを受け入れることであり、その弱さを出発点として自分の力を磨いていくことや、弱さを抱えながら自分らしく生きていくことについて、思いをめぐらせてきました。』
中学校校長式辞より
卒業生代表からの感謝のことばでは、式辞に呼応するかのように、学校生活を通じて感じた自身の成長が語られます。

『数々の行事や普段の学校生活において、私は、他者との関わり方や自己の振る舞いが大きく変化したと感じています。小学校の頃、「自分と同じような人しかいない学校に行きたい」と親に話したことがあります。クラスメイトと穏便に過ごすために、他人に合わせて鈍感な人を演じていたこともありました。今思い返すと、小学校の頃は、考え方が自分と異なる人とは分かり合えないと決めつけて、当たり障りのない付き合いをしたり、他人と同じであるように振る舞ったりしていたように感じます。つまり、「みんなで仲良くする」ということは、口論をしないことや嫌われないことだと考えていたのだと思います。(中略)明の星は個性豊かな仲間で溢れていて、自分と考え方が違う人もたくさんいます。そのような中でも、ぶつかり合うことや関係に悩むことを恐れずに周囲と積極的に関わり、自分と他人の違いを認め合って助け合うことこそが、校訓「和」の意味なのではないかと考えるようになりました。』
中学校卒業生代表 感謝のことばより

『この経験を通して私が気づいた「ほんとうの私」とは、自分の意思を自分自身が一番大切にするということです。皆が一様であることを求めるのではなく、それぞれが自らの役割を担い、互いを認め、支え合うことでより良いものが生まれるのだということを学びました。振り返れば、小学校の時は周囲と比較し、他人の評価を気にして、自分を押し殺すことが多くありました。そのような私にとって、「他者を受け止めるためにはまずは自分を受けとめる」ということはなかなか理解しがたいものでした。初めはそのように感じていた校訓「正・浄・和」も、明の星で過ごした6年間の中で自然と心に根付いていきました。私たちの意思を尊重しサポートしてくださる先生方や、授業中の誰かの発言を否定せず、皆で受け止めるクラスの雰囲気に日々触れたことで今では私自身が自分らしさを否定することなく「ほんとうの私」を生きることを実現できるようになったと感じております。長い人生の中で最も自分と向き合い、生き方を模索するこの時期を明の星で過ごせたことは私にとって大きな財産です。』
高等学校卒業生代表 感謝のことばより
4月からは、中学3年生は新たな制服に身を包み、同じ敷地ではあれど、より上級生としての振る舞いを求められる高校生になっていきます。高校3年生は明の星を巣立ち、新しい場所で自身の「正・浄・和」の実践を続けていきます。

『あなたの固有の使命は、なんらかの形で、人の役に立つこと、人に幸せをもたらすことにつながるはずです。これを簡単なことばで言えば、「やりたいこと」と「やるべきこと」が一致するということです。「やるべきこと」とは、あなただからこそ果たせる、あなたに与えられる使命。そして、それが、あなたの心からの「やりたいこと」と一致するならば、それは本当の意味での自己実現になります。あなたが生涯をかけて引き受ける使命において、他者の幸せがご自分の幸せと重なることを私は心から願っています。
本日いよいよ、明の星から旅立つ皆さん、これから先、明の星の心とは異なるさまざまな価値観に出会うことでしょう。困難なときもあるでしょう。平坦ではない人生を歩んでいく拠り所として、どうか、「正、浄、和」をあなたの心に持ち続けてください。そして、進むべき道に迷ったとき、苦しい判断に迫られたとき、あなたを支えるのは、本校のモットー Be your best and truest self. です。最善のあなたでありなさい。そして最も真実なあなたでありなさい。
いつも明るい希望を胸に抱いて、歩みを進めてください。』
高等学校校長式辞より
3月25日(水)に、アカデミック・アドベンチャーに参加してきました。
東京大学総合研究博物館が主導する博物館教育プログラムで、JPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」を訪問します。中学1~3年生の希望者、計51名が参加しました。
東京大学の多岐分野に亘る教育研究に由来する展示を、大学生ボランティア「インターメディエイト(媒介者)」と一緒に自由に対話を行いながら観察・鑑賞し、創造的な学術探検(=アカデミック・アドベンチャー)の世界に飛び込みます。

まずはインターメディエイトとの顔合わせ。生徒たちがいるのは、昭和初期の東京大学の講義室を再現した空間「アカデミア」です。

机には、ペンとインクを置いておくためのくぼみ。

1階の展示室では、骨格標本の観察を行いました。

さまざまな動物の骨格標本が並べられたショーケース。インターメディエイトが、その中の1つを指しながら何の骨格標本であるかを尋ねます。生徒たちからはすぐに「鳥!」という答えが。
「正解です!ではなぜ鳥だと判断できたのでしょう?」
「鳥と他の動物との違いを意識しながら、このあたりの標本を観察してみて下さい。」

「観察のポイント」を与えられた生徒たち。ガラスにぶつかってしまいそうなほど顔を近付けて、まじまじと骨格標本を観察しています。

さまざまな鳥の頭の部分の骨が並べられたショーケース。種ごとの違いも考えているようです。

2階の展示室では、さまざまな時代の蓄音機を観察しながらその特徴について考えました。
「音を記録するところはどこでしょう?」
「このパーツは、何のためにあると思いますか?」

同じ「蓄音機」でも、その構造や使われている素材は少しずつ異なります。「比較」の目を養いました。

剥製標本を隅々まで眺める生徒たち。

丁度開催中だった特別展示も見せていただきました。

最後にはアカデミアに戻り、インターメディエイトとの振り返り。疑問に思ったことを質問したり、今日学んだことや面白かったことを共有しました。インターメディエイトの方々も一人ひとり、今日の発見や生徒へのメッセージをくださいました。
アカデミック・アドベンチャーで、すべての展示物について扱えるわけではありません。プログラム終了後の自由見学では、冒険で得た「ワクワク」の気持ちのままに、館内を回っているようすがうかがえました。
目的をもって展示物を観察し、学びを得る。能動的に博物館を楽しむ「視点」を広げる、とても良い機会となりました。
卒業を迎える高校3年生のための送別会が2月27日にジュビリホールで行われました。
お世話になった先輩たちのために、中1から高2の生徒たちが毎年心をこめて準備します。
」
準備や当日の運営を取り仕切るのは校友会(生徒会)役員。司会進行も務めます。

部活動や有志の団体による発表を6学年全員で楽しみます。

軽音楽部の演奏に合わせて高校3年生が入場。会場が一気に盛り上がります!

高い演技力とコミカルな演出で会場を沸かせる演劇部。

新体操部による華麗な演技。技が決まる度に盛大な拍手!

アンサンブル部による威風堂々。荘厳な音色で卒業生を力強く送り出します。

先輩ひとりひとりとの思い出を振り返りながら、感謝を伝えるサッカー部。

水泳部によるマツケンサンバ…!水泳帽とゴーグルは舞台上でも欠かせません。

卒業生への記念品贈呈。校友会会長から卒業生代表へ卒業リングが手渡されました。

最後は校長先生のお話。学校を引っ張ってきてくれたことへの労いと感謝の言葉が高校3年生たちに届きます。
3月3日が卒業証書授与式。6年間過ごした明の星を巣立っていきます。
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