始業式の翌日にあたる4月10日、新入生歓迎会がジュビリホールで行われました。
中高6学年がホールに集い、各部活動が新入生のために一生懸命に準備した発表を楽しみました。
司会進行は校友会(生徒会)役員です。

コメディータッチで笑いが沸き起こるもの、素晴らしい演技に感嘆の声が上がるもの。ホールは大盛り上がりです。
一部のみですが、ご紹介します。

水泳キャップをかぶって踊る水泳部。背中には新入生へのメッセージ!

切れの良いダンスに歓声が上がるダンス部。

元気の出る演奏とパフォーマンスで楽しませてくれる吹奏楽部。

美しく、力強い演技で魅了する新体操部。
中学1年生はこの日の放課後から様々な部活動を見学し、入りたい部活を決めていきます。
多くの卒業生が学校生活を振り返って口にするように、部活動を通して得た学びや経験、築いた人間関係はかけがえのないものです。
もちろん、部活へ入るかどうかは自由。部活には入らず、習い事に勤しんだり、図書館で本を読んだり、趣味を楽しんだり…放課後の過ごし方は人それぞれです。
ひとりひとりが、充実した学校生活を送ることができますように。
今年の1月にお届けした「廃炉の今を知る」読売中高生新聞×東京電力HD現地ルポ企画のようすが、メディアに掲載されました。
◇新聞掲載 2026年3月27日読売中高生新聞
◇動画 東京電力公式youtubeチャンネル
高校生・高専生が行く!福島第一原子力発電所 見学ダイジェスト
高校生・高専生が行く!福島第一原子力発電所5号機 原子炉内部見学
高校生・高専生が行く!福島第一原子力発電所 廃炉ロボット操作体験
参加した2人から、当日をふり返ってコメントをもらいました。
「実際に行ってみて”知識”としてしか知らなかった福島第一原子力発電所での事故を”感覚・経験”として知ることができました。当日の見学や体験、対話を通して次の世代につなげていくことが大切だと感じました。今回の経験を通じて、震災を知らない私たちに何ができるのかを、日々考えていこうと思っています。」
「今回、原子力発電所に訪れる前は、事故の起きた原子力発電所は恐ろしい場所なのかなと思っていました。実際に訪れてみると入る為には厳重な確認はあるものの中で働いている方々はみなさん温かく、自分の仕事に誇りを持って作業していらっしゃるのだと分かりました。これからはこのような思いを持って働いていらっしゃる方々がいるということを心に留め、廃炉関係のニュースに目を向けたいと思います。普段なかなかできない貴重な経験になりました。」
春になると、明の星のキャンパスは桜で包まれます。


まだ桜の花が残る4月8日、中学校第24回・高等学校第60回の入学式が行われました。
中学1年生にとっては新しい学校生活の始まり。緊張と期待の入り混じった表情で登校してきます。
高校1年生にとっては6年間の折り返し地点。気持ち新たに高校生活を始める大切な節目の日です。
式のはじめに担任から新入生ひとりひとりの名前が読み上げられます。
そして中学校、高等学校それぞれの学校長からの式辞。

中学校校長は「一人ひとりを大切に」という言葉の意味を問いかけながら、次のように語りかけます。
「『一人ひとりを大切に』するためにはどうしたらよいのでしょう。それは、一つには、『自分と他者を比べない』ということがあるのではないかと思います。
他者との比較は、得てして優劣としての評価につながります。しかし、あなたという存在は、この世界に唯一の、かけがえのない存在です。他者との違いは、自分とは違うということに過ぎず、決して優劣などではありません。
新入生の皆さん、ありのままのあなたという存在に誇りを持ちましょう。同時に、仲間のありのままも受け入れ、そこから大いに学びましょう。そして、自分との違いを、どちらの方が優れているという評価に結びつけないようにしましょう。皆さんは今のままでも素晴らしいのですから、誰はばかることなく、自分の持ち味を発揮していきましょう。そして、明の星に、自分の居場所を見つけましょう。
それでは、新入生の皆さん、みんなで力を合わせて、みんなとともに、互いの成長を喜び合う、そういう学校生活を始めることにいたしましょう」。

高等学校校長は「学校生活が皆さんに対してどのような実りをもたらすか、それは皆さんご自身が、何を大切にするかによって決まります」と式辞をはじめ、学校の校訓とモットーを心に留めて学校生活を送るよう励まします。
「本校の校訓『正、浄、和』を大切にしていくこと、すなわち、『ほんとうの私を生きる』のだという希望を持って、毎日の学校生活を送ることを私たちは大いに望んでいます。ほかの誰にも代わりができないあなたの存在、あなた固有の使命を与えられているご自分の人生、あなたがこの上なく大切な存在であること、これらを今ここで、もう一度心に深く刻んで、中学校生活、高校生活をスタートいたしましょう。(中略)
新入生の皆さん、皆さんは『ほんとうの私を生きる』という一生涯のテーマの第一歩を明の星で踏み出しますが、これをいったいどのように具体的に実践していけばよいのでしょうか。日々、悩み、苦しみ、そして喜びながら、自分を大切にして、他者を思いやり、お互いに協力しながら、努力を継続していく、その過程で、いつも皆さんを支えてくれるのは、本校のモットーです。『最善のあなたでありなさい。そして、最も真実なあなたでありなさい。』 "Be your best and truest self. " この呼びかけは、困難な状況にあるときも、あなたに勇気を与えてくれるでしょう。あなたは、ほかの誰のものでもない、あなた自身の人生を、誠実にひたすらに歩んでください」。
学校長からの式辞に応えるようにして続く、新入生代表による誓いの言葉。

「これからの6年間の学びの中で、やりがいや楽しみを見つけ、失敗を恐れず、前向きに様々なことに挑戦していきたいと思います。周りの方々への感謝の気持ちを忘れず、出会いや経験を自分自身の糧としながら、毎日を大切に過ごしていきたいです。
また、『ほんとうの私を生きる、ナンバーワンになることではなくオンリーワンを目指す』という言葉を胸に、自分らしく歩んでいきたいと思います」。(中学校新入生代表)

「私たちは今日から温かい仲間と共に学習や部活動、行事など様々なことに積極的に取り組み、お互いに高め合っていきたいと思います。
そして、私たち一人ひとりが校訓『正・浄・和』に基づき、『ほんとうの私』を目指して、助け合いながら豊かな学校生活を送ることを誓います」。(高等学校新入生代表)
新入生たちを迎えた大きな喜びと感謝を胸に、共に歩んでいきます。
3月23日には終業式を終え、今年度も終わりを迎えようとしています。生徒たちも、教室や昇降口ロッカーの荷物を一度すべて持ち帰り、気持ちを切り替えて4月を迎える準備をしています。
年度の締め括りに、3月3日に行った高校卒業式、3月19日に行った中学卒業式についてご紹介したいと思います。

入場前、ホワイエに集う生徒たち。

一人ひとりが名前を呼ばれ、卒業証書を受け取ります。

高校生の卒業証書授与では、クラス全員が一列に並びます。

はにかみながら、晴れやかな表情で退場する生徒たち。
学校長からの式辞の中では、本校の校訓「正・浄・和」の実践について、3年間、あるいは6年間かけて考えてきたことがまとめられます。

『中学1年生の時は、「和」「互いに助け合って」いくことについて考え、「自分と他者の尊重」、そして「目的、方向性の一致」という2つのことが大切だということを共通理解として得た1年でした。
中学2年生では、「正」「ほんとうの私を生きる」ことについて考えました。私たちが焦点を当てたのは、「自分の存在価値を生きる」という意味での「正しさ」と、「自分の使命を生きる」つまり「与えられた命を生きる」という意味での「正しさ」についてであったと思います。
そして今年度、私たちは「浄」「ありのままの私として」生きることについて考えてきました。その中で私たちは、「ありのままの私を受け入れる」とは、自分の弱さを受け入れることであり、その弱さを出発点として自分の力を磨いていくことや、弱さを抱えながら自分らしく生きていくことについて、思いをめぐらせてきました。』
中学校校長式辞より
卒業生代表からの感謝のことばでは、式辞に呼応するかのように、学校生活を通じて感じた自身の成長が語られます。

『数々の行事や普段の学校生活において、私は、他者との関わり方や自己の振る舞いが大きく変化したと感じています。小学校の頃、「自分と同じような人しかいない学校に行きたい」と親に話したことがあります。クラスメイトと穏便に過ごすために、他人に合わせて鈍感な人を演じていたこともありました。今思い返すと、小学校の頃は、考え方が自分と異なる人とは分かり合えないと決めつけて、当たり障りのない付き合いをしたり、他人と同じであるように振る舞ったりしていたように感じます。つまり、「みんなで仲良くする」ということは、口論をしないことや嫌われないことだと考えていたのだと思います。(中略)明の星は個性豊かな仲間で溢れていて、自分と考え方が違う人もたくさんいます。そのような中でも、ぶつかり合うことや関係に悩むことを恐れずに周囲と積極的に関わり、自分と他人の違いを認め合って助け合うことこそが、校訓「和」の意味なのではないかと考えるようになりました。』
中学校卒業生代表 感謝のことばより

『この経験を通して私が気づいた「ほんとうの私」とは、自分の意思を自分自身が一番大切にするということです。皆が一様であることを求めるのではなく、それぞれが自らの役割を担い、互いを認め、支え合うことでより良いものが生まれるのだということを学びました。振り返れば、小学校の時は周囲と比較し、他人の評価を気にして、自分を押し殺すことが多くありました。そのような私にとって、「他者を受け止めるためにはまずは自分を受けとめる」ということはなかなか理解しがたいものでした。初めはそのように感じていた校訓「正・浄・和」も、明の星で過ごした6年間の中で自然と心に根付いていきました。私たちの意思を尊重しサポートしてくださる先生方や、授業中の誰かの発言を否定せず、皆で受け止めるクラスの雰囲気に日々触れたことで今では私自身が自分らしさを否定することなく「ほんとうの私」を生きることを実現できるようになったと感じております。長い人生の中で最も自分と向き合い、生き方を模索するこの時期を明の星で過ごせたことは私にとって大きな財産です。』
高等学校卒業生代表 感謝のことばより
4月からは、中学3年生は新たな制服に身を包み、同じ敷地ではあれど、より上級生としての振る舞いを求められる高校生になっていきます。高校3年生は明の星を巣立ち、新しい場所で自身の「正・浄・和」の実践を続けていきます。

『あなたの固有の使命は、なんらかの形で、人の役に立つこと、人に幸せをもたらすことにつながるはずです。これを簡単なことばで言えば、「やりたいこと」と「やるべきこと」が一致するということです。「やるべきこと」とは、あなただからこそ果たせる、あなたに与えられる使命。そして、それが、あなたの心からの「やりたいこと」と一致するならば、それは本当の意味での自己実現になります。あなたが生涯をかけて引き受ける使命において、他者の幸せがご自分の幸せと重なることを私は心から願っています。
本日いよいよ、明の星から旅立つ皆さん、これから先、明の星の心とは異なるさまざまな価値観に出会うことでしょう。困難なときもあるでしょう。平坦ではない人生を歩んでいく拠り所として、どうか、「正、浄、和」をあなたの心に持ち続けてください。そして、進むべき道に迷ったとき、苦しい判断に迫られたとき、あなたを支えるのは、本校のモットー Be your best and truest self. です。最善のあなたでありなさい。そして最も真実なあなたでありなさい。
いつも明るい希望を胸に抱いて、歩みを進めてください。』
高等学校校長式辞より
3月25日(水)に、アカデミック・アドベンチャーに参加してきました。
東京大学総合研究博物館が主導する博物館教育プログラムで、JPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」を訪問します。中学1~3年生の希望者、計51名が参加しました。
東京大学の多岐分野に亘る教育研究に由来する展示を、大学生ボランティア「インターメディエイト(媒介者)」と一緒に自由に対話を行いながら観察・鑑賞し、創造的な学術探検(=アカデミック・アドベンチャー)の世界に飛び込みます。

まずはインターメディエイトとの顔合わせ。生徒たちがいるのは、昭和初期の東京大学の講義室を再現した空間「アカデミア」です。

机には、ペンとインクを置いておくためのくぼみ。

1階の展示室では、骨格標本の観察を行いました。

さまざまな動物の骨格標本が並べられたショーケース。インターメディエイトが、その中の1つを指しながら何の骨格標本であるかを尋ねます。生徒たちからはすぐに「鳥!」という答えが。
「正解です!ではなぜ鳥だと判断できたのでしょう?」
「鳥と他の動物との違いを意識しながら、このあたりの標本を観察してみて下さい。」

「観察のポイント」を与えられた生徒たち。ガラスにぶつかってしまいそうなほど顔を近付けて、まじまじと骨格標本を観察しています。

さまざまな鳥の頭の部分の骨が並べられたショーケース。種ごとの違いも考えているようです。

2階の展示室では、さまざまな時代の蓄音機を観察しながらその特徴について考えました。
「音を記録するところはどこでしょう?」
「このパーツは、何のためにあると思いますか?」

同じ「蓄音機」でも、その構造や使われている素材は少しずつ異なります。「比較」の目を養いました。

剥製標本を隅々まで眺める生徒たち。

丁度開催中だった特別展示も見せていただきました。

最後にはアカデミアに戻り、インターメディエイトとの振り返り。疑問に思ったことを質問したり、今日学んだことや面白かったことを共有しました。インターメディエイトの方々も一人ひとり、今日の発見や生徒へのメッセージをくださいました。
アカデミック・アドベンチャーで、すべての展示物について扱えるわけではありません。プログラム終了後の自由見学では、冒険で得た「ワクワク」の気持ちのままに、館内を回っているようすがうかがえました。
目的をもって展示物を観察し、学びを得る。能動的に博物館を楽しむ「視点」を広げる、とても良い機会となりました。
卒業を迎える高校3年生のための送別会が2月27日にジュビリホールで行われました。
お世話になった先輩たちのために、中1から高2の生徒たちが毎年心をこめて準備します。
」
準備や当日の運営を取り仕切るのは校友会(生徒会)役員。司会進行も務めます。

部活動や有志の団体による発表を6学年全員で楽しみます。

軽音楽部の演奏に合わせて高校3年生が入場。会場が一気に盛り上がります!

高い演技力とコミカルな演出で会場を沸かせる演劇部。

新体操部による華麗な演技。技が決まる度に盛大な拍手!

アンサンブル部による威風堂々。荘厳な音色で卒業生を力強く送り出します。

先輩ひとりひとりとの思い出を振り返りながら、感謝を伝えるサッカー部。

水泳部によるマツケンサンバ…!水泳帽とゴーグルは舞台上でも欠かせません。

卒業生への記念品贈呈。校友会会長から卒業生代表へ卒業リングが手渡されました。

最後は校長先生のお話。学校を引っ張ってきてくれたことへの労いと感謝の言葉が高校3年生たちに届きます。
3月3日が卒業証書授与式。6年間過ごした明の星を巣立っていきます。
先月は生き方を考える進路指導の一環として、中学1年生の「輝く人」の取り組みについてお伝えしました。
今回は中学2年生が冬休みの課題として行っている「職業調べ」について紹介します。

※2025年度版は作成中です。
職業調べを行う前に、夢や目標を持って進路選択していくことについて、そしてそれが働くこととどう繋がっていくのかについて考えたクラスもあります。


職業調べの方法は身近な人へのインタビュー。インタビューの依頼をし、下調べをした上でインタビューに臨みます。
共通する質問リストは次のようなものですが、このリストに縛られることなく、下調べをして尋ねたいと思ったことや、インタビューの中で生じた疑問を積極的に相手に投げかけていきます。
1.仕事の内容について教えて下さい。
2.この仕事に就くために必要な免許や資格は何ですか。
3.どうしてこの仕事を選んだのですか。
4.この仕事をしていて良かったと思うことは何ですか。
5.仕事をする上で一番大変なことは何ですか。
6.仕事をする上で一番大切にしていることは何ですか。
7.中学生が職業を考える上でアドバイスがあればお願いします。
8.上記1~7以外の興味深い内容について。
インタビューの内容とインタビューを終えての感想(気付いたこと・考えたこと)を、自分の言葉でレポートにまとめます。

インタビューでは、質問する人と答える人が「対話」を行います。
そのやり取りを通して、相手への理解を深めるとともに、自分を知るきっかけを手に入れることができます。
大切なのは、思い込みを捨て、心を開き、相手の話に耳を傾けること。
インタビュー対象者がよく知っている大人だと、照れや気恥ずかしさもありますが…改めて一人の大人、人生の先輩に向き合うつもりで質問し、対話を深めるように努めます。
相手のことをもっと知りたい思う気持ちが、充実したやり取りにつながります。
毎月発行している学年通信「桃の花」に掲載されているレポートの抜粋です。
【社会人から中学2年生へのアドバイス】

【生徒の感想ー職業調べをして気づいたこと・考えたこと】

職種も様々、在職歴も様々。
中学2年生へのアドバイスには、インタビューを引き受けてくれた大人の人生観や職業観がにじみます。
生徒の感想からは、インタビューを通して新たな気づきや深い学びや得たことがうかがえます。
生徒たちが社会と自分の繋がりを考えるきっかけとなればと思っています。
「医療にかかわる人にはどんな人がいる?」
一番に思いつくのは医師かと思いますが、他にもたくさんの職種の人たちが「医療」を行っています。
たとえば薬剤師。
たとえば看護師。
たとえば管理栄養士。
たとえば、診療放射線技師。
1月31日(土)、本校にて行われた3Dワークステーション人体解剖学特別講座には、計7名の放射線技師の先生方がいらっしゃいました。

公益社団法人 埼玉県診療放射線技師会が主催するもので、実際に医療現場で使用しているワークステーションを用いて人体の3D画像を作成し、どのように診断や治療方針を決めていくのかを体験できるプログラムです。医療現場に関わる様々な職業の方が医療を支えてくれていることを知り、進路選択の一助にしてもらうことを目的としています。
中学3年生と高校1年生の希望者、計55名が参加しました。

「桃の中身が腐っていないかを確認するためには、どうすればいい?」
生徒たちからは「押してみる」が人気でした。でも、もしそれが売り物だったら…?
切ってみれば簡単に分かることですが、人体に置き換えて考えると、「ちょっと切ってみよう」というわけにはいきません。まずは画像診断の有用性について学びます。


これは何だ?クイズ
CT横断面画像と3D画像を見ることで、なんと魚の種類やカップラーメンの味までわかります。

放射線の基礎知識に関する講義のようすです。
例えば、レントゲンやCTでの撮影には放射線を用います。放射線とはどんなものなのか、身の回りの放射線被ばくについてなど、正しい知識を身につけ、医療被ばくについて考えます。

3Dワークステーションを用いた体験プログラムです。
小グループに分かれ、画像の回転や切り出し、濃度変化などを自分たちで行いながら、病気や骨折の部位を特定します。

講義の中では、医療に関わるさまざまな職種の紹介もありました。
「病院はチーム医療で成り立っていて、一人の患者さんに対してさまざまなスキルを持つ医療スタッフが連携し、協働しながら取り組むことが大切」と、先生方はお話しされます。

最後のまとめとして話題に上がったのは、医療倫理と、これからの医療が直面することになる問題について。
患者の尊厳や権利を守るために、患者の立場に寄り添うこと。
高齢者が増えるこの先の近い未来に、「医療よりも介護」となる時代を迎えること。
「医療は常に日進月歩で、新しい知識や技術を勉強し続ける意識が大切」
これは医療に限らず、どんな人にも言えることです。
変動的で不確実で、複雑で曖昧な今の時代に求められるのは、自分で考えて動くこと。
「自分で何もせずに周りのせいにばかりしている人には明るい未来は絶対に訪れない」
人の命に寄り添い続ける先生方から、力強い言葉をいただきました。
1月24日(土)に、本校にて物理プレチャレンジが行われました。
公益社団法人 物理オリンピック日本委員会が主催するプログラムで、全国物理コンテスト「物理チャレンジ」への導入として実施されているものです。委員会で行われる取り組みは、物理学を学ぶことの楽しさと魅力を伝えることを目的としています。
当日は高校1年生5名、高校2年生 4名の計9名が参加しました。
教壇に立たれたのは岸澤眞一先生。普段は本校の非常勤講師として、高校生に物理を教えて下さっています。

先生のご指導のもと、いつもの授業と変わらぬ和やかな雰囲気で実習はスタートしました。
物理チャレンジ2022で実際に出題された問題を再構成した課題に取り組みます。
内容は『水平振り子』。地震の揺れの計測にも用いられる振り子です。

振り子の周期が何によって決まるのか、まずは理論を考えます。

その後で振り子の周期を実際に測定し、理論値との比較を行いました。

「理論を確かめるためには、実験で得られたデータをどのようなグラフにまとめればよいか?」
グラフが原点を通るためには軸をどのように設定したら良いか、データの扱い方についても考えます。
最後の課題は、「周期の長い振り子を作るにはどうしたらよいか?」
それまでに行った実験結果から予測を立て、周期の限界を伸ばす方法を考察しました。
プログラム終了後にとったアンケートでは、実習を終えて、新たな疑問が浮かんでいる様子がよく見て取れました。
「最後の実験では他の班より1秒ほど周期が短くなってしまった。その原因が知りたい」
「振動周期の式がどのようにして成り立つのか知りたい」
「軸の変数を変えることで、無理関数のグラフが一次関数のグラフになることがあまりわからなかった…」
「おもりの数を増やしたり、おもりの重さを変えたりするとどうなるのかも気になりました」
「単振り子より水平振り子の方が、規模が小さくても周期が伸ばせるのはなぜ?」
分からないことがあるから楽しい。
基礎的な物理学の面白さを深堀りする、とても良い機会となりました。
2026年の今年は東日本大震災発災から15年という節目の年。被災した福島第一原子力発電所の視察とその後の廃炉に向けた取組みの最前線を見学し考える企画に、本校の高校1年生の2名が木更津工業高等専門学校の学生2名と共に参加しました。
1月8日(木)6:53東京駅発いわき行きの「ひたち・ときわ」に乗車し、東京電力第一原子力発電所に向かいます。
東京電力第一原子力発電所に到着後、入域手続きを行い、1号機~4号機建屋外観をブルーデッキから視察です。

※ブルーデッキからの視察の様子
その後、防護服・マスク・靴下・手袋等を着用し、5号機建屋内を視察します。

※5号機建屋内に入る直前の様子
昼食をはさんで、3種類の廃炉ロボットの操縦体験に挑みます。

※ロボット操作体験の様子
最後にリスクコミュニケーターの方とロボット操作対応社員との対話会に臨みます。
上野駅に戻ってきたのは20:36。分刻みのタイトなスケジュールかつ、長丁場な一日となりましたが、とても充実した、掛け替えのない貴重な体験をさせていただきました。
このようすは、以下のメディアに掲載予定です。掲載が決まり次第、別途お知らせいたします。よろしければご覧ください。
◇新聞掲載 2026年3月27日読売中高生新聞
◇動画 東京電力公式youtubeチャンネルなど
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