卒業を迎える高校3年生のための送別会が2月27日にジュビリホールで行われました。
お世話になった先輩たちのために、中1から高2の生徒たちが毎年心をこめて準備します。
」
準備や当日の運営を取り仕切るのは校友会(生徒会)役員。司会進行も務めます。

部活動や有志の団体による発表を6学年全員で楽しみます。

軽音楽部の演奏に合わせて高校3年生が入場。会場が一気に盛り上がります!

高い演技力とコミカルな演出で会場を沸かせる演劇部。

新体操部による華麗な演技。技が決まる度に盛大な拍手!

アンサンブル部による威風堂々。荘厳な音色で卒業生を力強く送り出します。

先輩ひとりひとりとの思い出を振り返りながら、感謝を伝えるサッカー部。

水泳部によるマツケンサンバ…!水泳帽とゴーグルは舞台上でも欠かせません。

卒業生への記念品贈呈。校友会会長から卒業生代表へ卒業リングが手渡されました。

最後は校長先生のお話。学校を引っ張ってきてくれたことへの労いと感謝の言葉が高校3年生たちに届きます。
3月3日が卒業証書授与式。6年間過ごした明の星を巣立っていきます。
先月は生き方を考える進路指導の一環として、中学1年生の「輝く人」の取り組みについてお伝えしました。
今回は中学2年生が冬休みの課題として行っている「職業調べ」について紹介します。

※2025年度版は作成中です。
職業調べを行う前に、夢や目標を持って進路選択していくことについて、そしてそれが働くこととどう繋がっていくのかについて考えたクラスもあります。


職業調べの方法は身近な人へのインタビュー。インタビューの依頼をし、下調べをした上でインタビューに臨みます。
共通する質問リストは次のようなものですが、このリストに縛られることなく、下調べをして尋ねたいと思ったことや、インタビューの中で生じた疑問を積極的に相手に投げかけていきます。
1.仕事の内容について教えて下さい。
2.この仕事に就くために必要な免許や資格は何ですか。
3.どうしてこの仕事を選んだのですか。
4.この仕事をしていて良かったと思うことは何ですか。
5.仕事をする上で一番大変なことは何ですか。
6.仕事をする上で一番大切にしていることは何ですか。
7.中学生が職業を考える上でアドバイスがあればお願いします。
8.上記1~7以外の興味深い内容について。
インタビューの内容とインタビューを終えての感想(気付いたこと・考えたこと)を、自分の言葉でレポートにまとめます。

インタビューでは、質問する人と答える人が「対話」を行います。
そのやり取りを通して、相手への理解を深めるとともに、自分を知るきっかけを手に入れることができます。
大切なのは、思い込みを捨て、心を開き、相手の話に耳を傾けること。
インタビュー対象者がよく知っている大人だと、照れや気恥ずかしさもありますが…改めて一人の大人、人生の先輩に向き合うつもりで質問し、対話を深めるように努めます。
相手のことをもっと知りたい思う気持ちが、充実したやり取りにつながります。
毎月発行している学年通信「桃の花」に掲載されているレポートの抜粋です。
【社会人から中学2年生へのアドバイス】

【生徒の感想ー職業調べをして気づいたこと・考えたこと】

職種も様々、在職歴も様々。
中学2年生へのアドバイスには、インタビューを引き受けてくれた大人の人生観や職業観がにじみます。
生徒の感想からは、インタビューを通して新たな気づきや深い学びや得たことがうかがえます。
生徒たちが社会と自分の繋がりを考えるきっかけとなればと思っています。
「医療にかかわる人にはどんな人がいる?」
一番に思いつくのは医師かと思いますが、他にもたくさんの職種の人たちが「医療」を行っています。
たとえば薬剤師。
たとえば看護師。
たとえば管理栄養士。
たとえば、診療放射線技師。
1月31日(土)、本校にて行われた3Dワークステーション人体解剖学特別講座には、計7名の放射線技師の先生方がいらっしゃいました。

公益社団法人 埼玉県診療放射線技師会が主催するもので、実際に医療現場で使用しているワークステーションを用いて人体の3D画像を作成し、どのように診断や治療方針を決めていくのかを体験できるプログラムです。医療現場に関わる様々な職業の方が医療を支えてくれていることを知り、進路選択の一助にしてもらうことを目的としています。
中学3年生と高校1年生の希望者、計55名が参加しました。

「桃の中身が腐っていないかを確認するためには、どうすればいい?」
生徒たちからは「押してみる」が人気でした。でも、もしそれが売り物だったら…?
切ってみれば簡単に分かることですが、人体に置き換えて考えると、「ちょっと切ってみよう」というわけにはいきません。まずは画像診断の有用性について学びます。


これは何だ?クイズ
CT横断面画像と3D画像を見ることで、なんと魚の種類やカップラーメンの味までわかります。

放射線の基礎知識に関する講義のようすです。
例えば、レントゲンやCTでの撮影には放射線を用います。放射線とはどんなものなのか、身の回りの放射線被ばくについてなど、正しい知識を身につけ、医療被ばくについて考えます。

3Dワークステーションを用いた体験プログラムです。
小グループに分かれ、画像の回転や切り出し、濃度変化などを自分たちで行いながら、病気や骨折の部位を特定します。

講義の中では、医療に関わるさまざまな職種の紹介もありました。
「病院はチーム医療で成り立っていて、一人の患者さんに対してさまざまなスキルを持つ医療スタッフが連携し、協働しながら取り組むことが大切」と、先生方はお話しされます。

最後のまとめとして話題に上がったのは、医療倫理と、これからの医療が直面することになる問題について。
患者の尊厳や権利を守るために、患者の立場に寄り添うこと。
高齢者が増えるこの先の近い未来に、「医療よりも介護」となる時代を迎えること。
「医療は常に日進月歩で、新しい知識や技術を勉強し続ける意識が大切」
これは医療に限らず、どんな人にも言えることです。
変動的で不確実で、複雑で曖昧な今の時代に求められるのは、自分で考えて動くこと。
「自分で何もせずに周りのせいにばかりしている人には明るい未来は絶対に訪れない」
人の命に寄り添い続ける先生方から、力強い言葉をいただきました。
1月24日(土)に、本校にて物理プレチャレンジが行われました。
公益社団法人 物理オリンピック日本委員会が主催するプログラムで、全国物理コンテスト「物理チャレンジ」への導入として実施されているものです。委員会で行われる取り組みは、物理学を学ぶことの楽しさと魅力を伝えることを目的としています。
当日は高校1年生5名、高校2年生 4名の計9名が参加しました。
教壇に立たれたのは岸澤眞一先生。普段は本校の非常勤講師として、高校生に物理を教えて下さっています。

先生のご指導のもと、いつもの授業と変わらぬ和やかな雰囲気で実習はスタートしました。
物理チャレンジ2022で実際に出題された問題を再構成した課題に取り組みます。
内容は『水平振り子』。地震の揺れの計測にも用いられる振り子です。

振り子の周期が何によって決まるのか、まずは理論を考えます。

その後で振り子の周期を実際に測定し、理論値との比較を行いました。

「理論を確かめるためには、実験で得られたデータをどのようなグラフにまとめればよいか?」
グラフが原点を通るためには軸をどのように設定したら良いか、データの扱い方についても考えます。
最後の課題は、「周期の長い振り子を作るにはどうしたらよいか?」
それまでに行った実験結果から予測を立て、周期の限界を伸ばす方法を考察しました。
プログラム終了後にとったアンケートでは、実習を終えて、新たな疑問が浮かんでいる様子がよく見て取れました。
「最後の実験では他の班より1秒ほど周期が短くなってしまった。その原因が知りたい」
「振動周期の式がどのようにして成り立つのか知りたい」
「軸の変数を変えることで、無理関数のグラフが一次関数のグラフになることがあまりわからなかった…」
「おもりの数を増やしたり、おもりの重さを変えたりするとどうなるのかも気になりました」
「単振り子より水平振り子の方が、規模が小さくても周期が伸ばせるのはなぜ?」
分からないことがあるから楽しい。
基礎的な物理学の面白さを深堀りする、とても良い機会となりました。
2026年の今年は東日本大震災発災から15年という節目の年。被災した福島第一原子力発電所の視察とその後の廃炉に向けた取組みの最前線を見学し考える企画に、本校の高校1年生の2名が木更津工業高等専門学校の学生2名と共に参加しました。
1月8日(木)6:53東京駅発いわき行きの「ひたち・ときわ」に乗車し、東京電力第一原子力発電所に向かいます。
東京電力第一原子力発電所に到着後、入域手続きを行い、1号機~4号機建屋外観をブルーデッキから視察です。

※ブルーデッキからの視察の様子
その後、防護服・マスク・靴下・手袋等を着用し、5号機建屋内を視察します。

※5号機建屋内に入る直前の様子
昼食をはさんで、3種類の廃炉ロボットの操縦体験に挑みます。

※ロボット操作体験の様子
最後にリスクコミュニケーターの方とロボット操作対応社員との対話会に臨みます。
上野駅に戻ってきたのは20:36。分刻みのタイトなスケジュールかつ、長丁場な一日となりましたが、とても充実した、掛け替えのない貴重な体験をさせていただきました。
このようすは、以下のメディアに掲載予定です。掲載が決まり次第、別途お知らせいたします。よろしければご覧ください。
◇新聞掲載 2026年3月27日読売中高生新聞
◇動画 東京電力公式youtubeチャンネルなど
「進路選択」という言葉を聞いて、真っ先に思い浮かべることは何でしょうか。
一人の人格として、自分の道を歩んでいく生徒たち。
その進路選択を支える「進路指導」はどうあるべきか。その根幹にある理念は何か。
本校ホームページの進路指導についての説明は、次の言葉から始まります。
「進路選択は、将来の生き方を考えることから始まります。そして、何を目標にするかを考え、実際に行動していきます。その際、自身をしっかり見つめ直し、社会を知り、自分の生きる道を探すことが大切ですが、それは、日々の学習・生活の延長線上にあります。
では、進路指導の根幹は何でしょうか? それは『最良の自分として生きる』道を探す手助けをすることではないでしょうか。」
「生き方を考える」という意味における進路指導は中学入学後から始まります。
友人や教員との日々の関わりの中で、授業での学びを通して、部活動や委員会での経験を糧として、あるいは図書館での1冊の本との出会いから…。
生徒たちにとって学校生活のあらゆる機会が、一人ひとりの「生き方を考える」ことにつながるようにと、心を砕きます。

↑毎月発行される図書館通信。自分では手に取らないような本も、司書さんからの紹介があれば手を伸ばす気持ちに。
裏面の新着図書リストを眺めるのも生徒の楽しみです。
さて、今回はここ数年、中学1年生が行っている「輝く人」という取り組みについて紹介します。
自分が「輝いている!」と感じる人について調べる課題です。
どんな人物なのか、どんなことをしている(してきた)人なのか、その考え方や価値観も含めて調べます。
調べた内容を踏まえて、自分はどうありたいのか、どう生きていきたいのかを考えてまとめ、90秒のスピーチとしてクラスで発表します。

どんな人を「輝いている」と感じるかは、人それぞれ。
たとえ同じ人物を選んだとしても、どんなところを「輝いている」と感じるかは、人それぞれ。
あきらめない不屈の精神、人のために尽くす生き方、誰に対しても笑顔を絶やさない人柄…。
憧れるところ、惹かれるところ、尊敬するところを見つけて、その人物の魅力が伝わるように、言葉を探します。
課題への取り組みを通して、自分の興味関心や大切にしていることを知っていきます。
友人の発表を聞いて、様々な価値観に触れ、世界が広がっていきます。
こんな取り組みも「最良の自分として生きる」道を探す一助になればと考えています。
次回は中2の「職業調べ」についてお伝えします。
冬休みに入ってすぐの12月21日~23日、志賀高原でスキー教室が行われました。
本校では毎年、中学1~3年生から希望者を募って実施しています。
今年度は中学1年生87名、中学2年生36名、中学3年生21名 計144名が参加しました。

講習は全部で4回。中日の22日は午前と午後、計5時間半をゲレンデで過ごします。

雨の中の開校式。天候や雪質に若干の心配はありましたが、2日目以降は良い天気となりました。
スキーが初めての生徒、2~3回滑ったことのある生徒、自分のウェアや靴を持っている生徒…それぞれの段階に応じた班で、インストラクターの先生方から教わります。

歩いてすぐのゲレンデも、板を持つと一苦労!

まずはしっかり準備運動から。

靴の履き方、板の付け方から丁寧に習います。

カニ歩きで斜面を登る練習です。


颯爽と滑り降りてくる上級コースの面々。格好いいです。

運動の後はおいしいごはん!沢山食べて、しっかり寝て、英気を養います。

講習の最後には、初めての生徒たちもボーゲンで滑れるようになりました!

希望者が行ったバッジ検定。全員が見事合格し、バッジをもらいました。
「成長している」という実感があると、苦しいことを乗り越える力が生まれます。
もっと上手に滑りたい。風が冷たくても、たくさん転んでも、足が痛くても、もっともっと滑りたい。
雪山の魅力に引き込まれ、また1つ、挑戦する経験を増やした3日間でした。
校内がクリスマスの雰囲気に包まれ、準備を整えて迎えた12月17日(水)、クリスマス行事が行われました。
カトリックミッションスクールである本校にとって、とても大切な日です。

午前はジュビリホールで中1から高3まで全校で祈りの集い。神父様のお導きによる共同祈願から始まります。
キリストの平和の心がわたしたちのうちに宿るように願いながら、ともに祈ります。
静かで厳かな雰囲気の中、グリー部の合唱、生徒による聖書朗読、全員で歌う聖歌、神父様のお話…と続きます。

今回、神父様がお話しくださったのは「本当のクリスマスの意味」。
アメリカでは誰もが知る『チャーリーブラウンのクリスマス』の物語を紹介しながら、「クリスマスは神様があなたと一緒にいると約束している日」と語ります。
物語に登場する小さなモミの木も実際に持ってきてくださいました。

キリスト降誕の一場面も演じられます。マリア、ヨゼフ、羊飼いを生徒たちが演じます。
またクラスの代表者1名がキャンドルマスとして舞台上の大きなキャンドルから、それぞれ灯を受け取ります。

舞台裏で働く生徒たちも。舞台転換などを担います。

最後の合唱はハレルヤコーラス。ホール内に美しく力強い歌声が響きわたり、気持ちがひとつになりました。
午後は学年ごとのチャリティー活動。
活動の様子をホームルーム委員からの報告とともにご紹介します。
中1 施設訪問
東浦和にある4つの高齢者施設を各クラスが訪問しました。
自分たちに何ができるのか、どうしたら喜んでもらえるのかをクラスで考えて準備しました。

「老人ホームに行き、『白雪姫』の劇をやりました!練習期間が短かったため、動きや台詞を覚えたりするのが大変でした。大道具や小道具も凝ったので、完成度の高い劇ができたと思います!また、劇の後は入居者の方と楽しく話すことができました!」

「入居者の方に歌をプレゼントしたり、デイサービスを利用している方とトランプや手作りすごろく、ビンゴ、イラスト伝言ゲームをしたりしました。大きなハプニングもなく終えることができ、安心しました。」

「施設でビンゴや歌などの活動に、協力して楽しみながら取り組みました。入居者の方と親睦を深め、ともによい時間を過ごすことができました。自分たちの成長にもつながりました。」

「初めての経験だったので心配なことが多かったのですが、最後にはクラスの緊張もほどけ、老人ホームの方とお話ができて、初めてチャリティーの本質が分かったような気がしました。」
中2 学校周辺の清掃活動

「日頃学校を支えて下さっている地域の方々への感謝の思いを胸に、生徒一人ひとりが協力し、心を込めて取り組みました。この活動を通して、奉仕の心と他者を思いやる大切さを改めて学ぶことができました。」

黒板にはいつの間にかこんなメッセージも。
中3 千羽鶴づくり
全員で鶴を折り、秋の修学旅行で訪れた長崎の原爆資料館と平和公園へ送りました。


「1人25羽とたくさんの鶴を折り大変でしたが、皆心を込めて丁寧に折りました。ホームルーム委員を積極的に手伝ってくれた友達も多く、おかげできれいな千羽鶴をつくることができました。」
高1 フードバンク 子ども食堂への寄付

「集まった食品と各クラスで制作したもの(リースなど)を子ども食堂に寄付しました。当日は子ども食堂の運営をしていらっしゃる方に直接お渡しする機会に恵まれ、活動の現状や全国的なチャリティー活動についてのお話を伺うことができました。奉仕活動の重要性を実感できるとてもよい経験となりました。」
高2 チャリティーバザー

「前日の準備ではそれぞれが自分の役割を自覚し、学年全体が積極性を持って仕事をしていました。当日もバザーを見に来た他学年の生徒や先生方と共に賑やかな雰囲気の中、バザーを開催することができ、明の星の生徒たちの魅力に改めて気づかされた日でした。」
高3 校内清掃


「クラスごとに6年間の感謝を込めてグラウンドや体育館の倉庫を掃除しました。体育の授業で使った用具を掃除していると、明の星での学校生活が自然と思い出され、感慨深かったです。」
チャリティーの語源はラテン語のカリタス(神の愛)。
愛について、クリスマスの意味について、思いをめぐらす一日となりました。
後期第二中間試験を終えた12月10日。
試験の解放感や冬休みが近づくワクワクに浮足立つ生徒たちですが、学校ではクリスマス行事に向けての準備が本格的に始まります。




校内をきれいに飾る生徒たち。一気にクリスマスの雰囲気になります。

正面玄関前の馬小屋の前には、施設へのプレゼントが沢山集まっています。
社会奉仕委員会が中心となり、プレゼントを募ります。

施設訪問に向けて劇や歌の練習をする中学1年生。

高校1年生が行うフードバンク。
保存のきく食料を入れてもらうための、かわいく彩られた箱が校内に置かれています。

ホールでは、祈りの集いに向けた練習が行われています。
1年の終わりに、他者へと心を寄せる1日です。
当日の様子は、年明けにお届けします。
6月にはサイエンス・ダイアログについてお話ししましたが、本校ではそのほかにも、外部から講師の方をお招きしてお話しいただく機会を多く設けています。
11月、12月にかけて実施した出前授業をご紹介します。
<理工系女子応援大使(STEM Girls Ambassadors)による講演会>
11月22日(土)に実施し、中学1年生~高校2年生の希望者 計55名が参加しました。
理工系分野でご活躍されている女性による出前授業で、中島さち子先生にご来校いただきました。
数学者でありジャズピアニストとしても活動されている中島先生。
「数学は好きですか?」「音楽が好きな人は?」「反対に、苦手な人は…?」
生徒の様子を見ながら、柔らかく、そして情熱的に語りかけます。

「STEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)」に“Art/Arts”を加えた「STEAM」の実践について、「ごちゃまぜ」と「ゆらぎ」をキーワードにお話し下さいました。
個々の専門性だけでは解くことができない「問い」に取り組むために、また「問い」自体を新たに生み出していくために、異なる分野や多様な人々をごちゃまぜにすること。ゆらぎの中で新たに作り出されるものの価値や魅力、その楽しさ。遊びの中で「知り」、「創る」、ワクワクを形にしていくことの面白さ。


自分の「好き」や「ワクワク」を皆で共有しました。
ご自身の実践例の1つとして、大阪・関西万博の「いのちの遊び場 クラゲ館」がどのような想いで、どのような人との関わりの中で生み出されていったのかについても紹介して下さいました。
ゲストとして一緒に登壇したのは、中島先生と一緒に活動されているサバール奏者のアブライさん。
サバールはセネガルの伝統的な太鼓の一種で、「トーキングドラム」とも呼ばれます。さまざまなリズムが「言葉」となり、王様の言葉を住民に伝えたり、隣村とのコミュニケーションに使われたりしていたそうです。
講演の最後には、お二人による演奏が行われました。

生徒から募ったお題での即興(お題:「怪獣がでました」「日本とセネガル」「水辺の鳥」)

ピアノとサバールの曲演奏。曲の合間で「ドゥードゥー!」と皆で合いの手を入れます。
先生からの熱を受け取り、明るい表情で将来に思いを馳せる生徒たちの姿が印象的でした。
※STEM Girls Ambassadorsについてはこちら
<ハンセン病問題を考える>
12月10日(水)に、中学1年生の学年集会として実施しました。
国立ハンセン病資料館の方をお招きし、ハンセン病と、ハンセン病に関わる差別の問題についてお話しいただきました。
パンフレットを用いた事前学習の段階で、病気そのものに関すること、療養所の生活について、国の政策についてなど、沢山の質問が挙がりました。

質問の内容を盛り込みながら、中学1年生に合わせて丁寧にお話し下さいます。
「ハンセン病(らい病)が、かつては「呪い」と考えられていたのはなぜ?」
「自分が当時その時代に生きていたら、どのように感じる?」
「なぜ化学療法が確立した後も、50年もの間強制隔離が続けられたのだろう?」
お話しの途中には、生徒が自分自身で考え、周囲と意見を共有する時間も設けられます。


新規感染者がほとんどいなくなった今の日本においても、帰る場所がなく療養所での生活を続ける人々がいること。
療養所の敷地内に納骨堂があること。
こういったことが、今もなおハンセン病に関わる問題が完全には解決していないことのあらわれであると、資料館の牛嶋さんはお話しします。
一人ひとりが正しくハンセン病について理解し、差別をなくす。
ひいては誰しもの心の中にある差別意識を理解し、それを理性で管理する。
差別する側にも、される側にもならない社会をつくっていく。
クリスマスチャリティーを間近に控えた今、人権に関する大切なお話をうかがうことができました。

(図書館に設けられた、ハンセン病に関する本のコーナー)
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