夏休みも終盤の8月18日、中学生(希望者)を対象としたロボットプログラミング入門の出張授業が本校の物理実験室で行われました。講師は三菱総研DCS株式会社の2人のエンジニアの方です。コミュニケーションロボットの「NAO(ナオ)」と一緒に来てくださいました。最初にロボットプログラマーのお仕事や、今の職業を選択した理由などについてお話を伺いました。

そして、プログラミング体験。内容は次の通りです。
プログラムの開発画面(フローチャート)をモニターで映しながら、生徒の意見も取り入れ、エンジニアの先生方が即興でアプリケーションを作成し、ロボットの動きや言葉への反映をみんなで確認していきます。生徒たちは手元のプリントとカードでフローを作成しました。
グループで相談しながらフローを作成します。

「こうかな?」と考え込む様子のグループも。

ヒントをいただきながら、考えます。

グループごとにフローを作成したら、みんなで答え合わせ。

2通りのフローチャートを考えたグループは、「それも正解です」という言葉を聞いて、嬉しそうに顔を見合わせていました。1つのプログラムに対して複数の書き方がある場合、どちらがより良いかを考えることも教えてもらいました。プログラムが複雑になったときに無駄な処理が挟まると不具合が起きたり、処理が重くなったりするので、一目で分かるようなプログラムが良いプログラム。また、パッと見てすぐ理解できる、というのは仕事の効率化につながる。自分が書いたコードが他の人が見てもわかりやすい書き方になっているかを考え、可読性の高いコードを書くことが大切との説明を、生徒たちは興味深そうに聞いていました。その後、今回アプリとして実行したプログラムが、実際のソースコードでどのようになっているかも見せてもらいました。「プログラミング言語は世界共通なので、勉強すると世界中の人とつながることができる」という言葉も印象的でした。
最後はロボットのNAOと触れ合う時間。手をつないで歩いてみます。手の角度によって「こんにちは」「僕は今日も元気ですよ」などと話してくれました。

「NAOを突き倒してみて」という指示で、生徒が机の上にNAOを倒します。「何するんですかー!」と声を上げるNAO。

「どうするのかな?」と生徒たちが見守る中、NAOは自分でゆっくりと体を起こしました。

立ち上がると「はー戻った。こっちの方がいいですね」と体をほぐすように動かし、生徒たちは笑顔で「すごい!」と歓声を上げていました。

あっという間に時間は過ぎ、「エンジニアのお仕事について知れてよかったです」と中学3年生の生徒が代表して感謝を伝え、授業は終了しました。

50分の授業の間、教室は始終わくわくとした雰囲気に満たされていました。授業後、興奮しながら感想を伝えてくれた生徒もいました。ロボットやプログラミング、エンジニアという職業について楽しみながら学ぶことができたようです。
※この取り組みは、Maxtronicsの「NAO」を活用し、三菱総研DCSが独自に実施しています。
夏休み中の7月29日(水)、高校1年生と高校2年生の希望者で渋谷にあるGoogleのオフィスを訪問し、“Mind the Gap”というプログラムに参加しました。このプログラムは、女子中高生が、技術分野の仕事の魅力は何か、情報科学を学ぶことで将来どのような可能性が生まれるのかを楽しく知るための機会として提供されているものです。


Googleオフィスの受付前には、東京オリンピックの聖火として実際に使われたトーチが展示されていました。

イントロダクションの様子です。

いよいよ、Googleオフィスの見学ツアー開始。様々な機械やプロジェクトについての説明に、生徒も興味津々です。

いつもお世話になっている"Google マップ"のストリートビューを撮影するための初期の機械です。


Google社員の方が開発した「遊び⼼」を⼤切にした、様々な⽇本語⼊⼒DIYキーボードの展⽰も楽しみました。


通常は伴走者の助けを得て走る視覚障害のあるランナーが、AIの力で一人で自由に走ることを可能にすることを目指す研究開発プロジェクトについて、お話を伺いました。


オフィス最上階で記念撮影。大きな窓からは、スカイツリーと東京タワーを同時に望むことができます。


社員食堂なども見学しました。

ツアー後は、Google社員の方に仕事のやりがい、情報科学の仕事などについて質問させていただき、率直なご意見を伺うことができました。

実際の働く現場に触れた貴重な機会。これから進路を選択していく生徒たちにとって、大きな学びとなった様子です。
前期終業式を終えた翌日の7月18日(土)から8月2日(日)まで、高校1年生を対象とした短期留学が行われ、希望者41名が参加しました。研修先はカナダ・ブリティッシュコロンビア州の州都、ヴィクトリア。生徒たちはホームステイをしながら、現地の大学のキャンパスで授業を受けます。
自然豊かな広々としたキャンパス内にはお城もあリ、観光客も度々訪れます。

初日のオリエンテーションの様子です。

授業は10人ほどの少人数クラス。グループワークやプレゼンテーションの機会もたくさんあります。


気さくで優しい先生方とすっかり仲良くなりました。


キャンパス内のトレイルで動物や植物を観察する授業もありました。


ブリティッシュコロンビア州では先住民の文化がとても大切にされており、授業ではトーテムポールについて学びました。

午後のプログラムでは観光に出かけることもあります。黄色いスクールバスに乗ってお出かけです。

観光名所のブッチャートガーデンはまさに百花繚乱。色とりどりの花々はもちろん、おいしいアイスクリームも楽しみました。


州議事堂見学やダウンタウン散策も。


「バディ」と呼ばれる現地の高校生や大学生と交流する時間には、外で一緒に遊んだり、部屋でレクリエーションやおしゃべりを楽しんだり。



最終日には、2週間のプログラムを通して学んだことについてスピーチをします。お世話になった先生方やホストファミリーへの感謝が伝わってきます。

そして、授業担当の先生から、ひとりひとり修了証を受け取ります。

最初は思うようにコミュニケーションがとれずに悩んだり、文化の違いに戸惑ったりしていた生徒たち。それでも、たくさんの人の優しさとユーモアに包まれながら、相手を理解しようと努力し、自分から関わる姿勢を大切にして2週間を過ごしました。勇気を出して行動した積み重ねが自信となり、成長を感じられていることが、変化していく表情からも見てとることができました。
7月23日から25日まで、志賀高原で中学2年生の林間学校が行われました。
豊かな自然の中で仲間とともに過ごした3日間。さまざまな活動に取り組みながら、仲間と協力することや相手を思いやることの大切さを学ぶことができました。
宿泊を伴う集団生活では、自分の役割を果たすことはもちろん、時間を意識して行動したり、周囲の様子を見ながら声を掛け合ったりする姿が多く見られました。普段の学校生活では見られない一面や、この3日間だからこそ感じられた成長もたくさんありました。
ここからは、3日間の様子を振り返ってご紹介します。
〔1日目〕鬼押し出し園散策・キャンプファイヤー
浅間山の噴火によってできた広大な溶岩地帯を歩きながら、自然の力の大きさや雄大な景色を肌で感じることができました。普段はなかなか目にすることのない景観に、「すごい!」「岩がこんなに大きい!」と驚きの声を上げる生徒も多く見られました。友達と景色を楽しみながら散策し、自然の壮大さを体感できる貴重な時間となりました。
夕方からは、林間学校の大きな楽しみの一つであるキャンプファイヤーを行いました。この日のために、各クラスのキャンプファイヤー係が6月から企画や準備を重ねてきました。

学年の先生に関するクイズ大会では、意外な一面が明らかになるたびに大きな歓声が上がり、盛り上がりました。その後は、燃え上がる炎を囲みながら、学年全員で歌やダンスを楽しみ、心を一つにして特別な時間を過ごしました。
仲間とともに笑い、声を合わせ、同じ時間を共有したキャンプファイヤーは、生徒たちにとって忘れられない思い出の一つになったことと思います。
〔2日目〕トレッキング・蛍鑑賞
2日目は、約6kmのトレッキングに挑戦しました。
出発前には、現地ガイドの方から自然の中で活動する際の心構えについてお話を伺いました。

「私たちは自然にお邪魔させてもらっている」という言葉を通して、自然への敬意やマナーについて学び、一人ひとりが気持ちを新たにして歩き始めました。

トレッキングでは、豊かな森や澄んだ空気など、普段の生活ではなかなか触れることのできない大自然を全身で感じることができました。道中では、仲間と励まし合いながら最後まで歩き切る姿が多く見られました。

ホテルに戻ってきた生徒たちは、疲れた表情を見せながらも、「歩き切った」という達成感に満ちた笑顔を浮かべていました。
夜は、ホタル鑑賞を行いました。鑑賞前には、「ホタルが安心して飛べるよう、静かに観察すること」の大切さを教えていただき、生徒たちは自然への配慮を意識しながら鑑賞に臨みました。
静寂に包まれた夜の中、やわらかな光を放ちながら舞うホタルの姿はとても幻想的で、生徒たちは静かにその美しい光景を見つめていました。夜空を見上げると、夏の大三角形がくっきりと輝いており、満天の星空とともに大自然の壮大さを改めて感じることができました。
昼間とは異なる自然の表情に触れ、心に残る貴重な時間となりました。
〔3日目〕飯盒炊爨
3日目は、班ごとに飯盒炊爨を行い、カレー作りに挑戦しました。普段あまり料理をする機会のない生徒も多く、最初は不安そうな様子も見られましたが、班員同士で役割を分担し、声を掛け合いながら協力して調理を進めていました。

特に火起こしには苦戦する班が多く、煙に包まれて涙目になりながらも、何度も挑戦する姿が印象的でした。それでも諦めることなく力を合わせ、それぞれの班が無事にカレーを完成させることができました。

自分たちで苦労しながら作ったカレーの味は格別だったようで、「おいしい!」という笑顔があふれていました。また、「毎日料理を作るのは大変なんだね」と話し、普段食事を用意してくれている家族への感謝の気持ちを口にする生徒の姿も見られました。
本校は前期と後期の2期制です。7月17日に前期終業式が行われ、学校は夏休みに入りました。夏休み中、生徒たちは部活動や委員会活動、明の星祭の準備や自習など、自分の予定に合わせて、各々登校します。
今回は前期終業式とともにホールで行われた壮行会の様子をお伝えします。この壮行会は全国大会に出場する生徒たちに対して校友会(生徒会)が企画したものです。
壇上に並ぶ百人一首部(団体)と放送部(個人)の生徒たち。全校生徒を代表して校友会会長が激励の言葉を贈ります。

その激励に応えるように、高校3年生の百人一首部部長が力強く、全国大会への思いを語ります。毎日必死に練習してきたこと、尊敬する先輩たちのこと、応援してくれる人たちへの感謝。

高校校長からも温かい言葉がかけられました。

部活動などにおける生徒の活躍については、「本校生徒の活躍」や「部活動」のページで随時お知らせしています。こちらもぜひご覧ください。
先日お話ししたNIEの取り組みについて、読売新聞オンライン「中学受験サポート」に取材記事が掲載されました。
宜しければご覧ください。
今回はNIEの取り組みについてご紹介します。NIE(Newspaper in Education 教育に新聞を)は日本新聞協会が推進する、学校などで新聞を教材として活用する活動で、本校は昨年度と今年度、NIE実践指定校になっています。8社(朝日新聞、毎日新聞、日本経済新聞、読売新聞、東京新聞、産経新聞、日刊工業新聞、埼玉新聞)の朝刊と夕刊をそれぞれ年4か月分ずつ同時期に届けてもらい、生徒たちが読み比べられるようにしています。
生徒がよく利用する中高ロビーにNIEコーナーが設置されています。生徒は自由に新聞を閲覧することができます。

中学3年生と高校1年生の国語の授業では「いっしょに読もう!新聞コンクール」への応募に向けて、新聞を使った様々な活動が行われています。「いっしょに読もう!新聞コンクール」は日本新聞協会が実施している、家族や友だちと新聞記事を読み、感想や意見を書いて応募する新聞感想文コンクールです。

同じ記事を読んでも、感じることや考えることは人それぞれです。お互いの意見に耳を傾けながら、多様な価値観があることを知ります。

中学1年生・2年生を対象とした出前授業も行われました。埼玉新聞社の記者の方から、メディアの変遷、新聞と他のメディアとの違い、情報リテラシー、「伝わる」新聞をつくるための技と工夫などを教えていただきました。

中学1年生・2年生はグループで調べ学習を行っており、調べた内容を壁新聞にまとめて明の星祭で展示する予定です。中学1年生のテーマは「SDGs」、中学2年生のテーマは「明の星」。出前授業で学んだことを活かしてもらえればと思います。

新聞を「めくる」という行為が日常的ではなくなっている生徒も増えています。自分の興味・関心に偏らずに様々な記事に触れられる、何重ものチェックを経ていて信頼できる、誰かと一緒に新聞を読み合い、自分とは違う意見を聞ける…授業などで紙の新聞を手にした生徒たちにはいろいろな発見があったようです。インターネットやSNS上にあふれる情報にのまれることなく、批判的思考力を持った、自立した大人になってほしいと願っています。
この取り組みについては、読売新聞オンライン「中学受験サポート」に掲載予定です。掲載が決まり次第、別途お知らせいたしますので、よろしければご覧下さい。
明の星で6月の大きな行事と言えば、合唱コンクールです。
合唱コンクール係を中心に、クラスで歌う曲や指揮者、ピアノ伴奏者などをみんなで話し合って決めます。

前期中間試験が終わってから約2週間、生徒たちは一生懸命に練習して本番に臨みます。

校内にはピアノがあちらこちらに置かれており、生徒たちは休み時間などに自由に弾いて楽しんでいます。合唱コンクールの練習期間はクラスごと、順番にピアノを使います。

練習が思うように進まず、焦ることもあります。本番に間に合うだろうか…と不安になることもあります。それでも、みんなで協力し、改善点を挙げながら、よりよい演奏にしようと努めます。練習を通して、バラバラだった歌声が少しずつまとまっていく喜びは大きなものです。

当日はジュビリホールでの演奏。元気な歌声や美しい歌声が大きなホールに響き渡ります。先輩たちの声量や伝える力に感動し、「あんな風に歌えるようになりたい!」という生徒たちもいます。

全クラスの演奏終了後は、ドキドキしながら結果発表を待ちます。受賞クラスは校長先生から賞状とトロフィーを受け取ります。

特別審査員の方々の素晴らしい演奏も楽しみました。

みんなで頑張ったからこそ得られる達成感。クラスの絆も深まった様子です。
6月6日、東京大学の駒場リサーチキャンパスで行われた「未来の科学者のための駒場リサーチキャンパス公開2026」の団体見学に中学3年生57名、高校1年生25名、高校2年生8名の90名が参加しました。
このプログラムでは、120以上の研究室が一般公開され、生産技術研究所と先端科学技術研究センターの研究者による講演会や、各研究室の展示、関連企業・団体による産学連携研究の成果発表など、世界トップクラスの研究者たちによる最新の研究成果に触れられる多くの催しに参加できます。
参加した生徒たちは、自分たちの興味のある講演会や体験イベント、展覧会などに参加しました。
池内与志穂先生の研究室での「体の外で神経回路をつくって脳を理解する」では、その説明に学校で勉強した用語が出て身近に感じたようです。

途中、JX金属のマスコットキャラクター、かっぱーくんと記念撮影も。

真剣に研究紹介のポスターに目を通す生徒たち。

社会連携研究部門昆虫制御空間デザインでの「昆虫が持つ驚異的な嗅覚のしくみをのぞいてみよう!」 では、自分の筋肉の動きで発生する微弱な電流で、ドローンをとばす体験やチョロQで競争する体験をしました。


駒場リサーチキャンパスという、未来への挑戦を最前線で行っている場に触れた生徒たちが未来を想像し、創造していってくれることを楽しみにしています。
図書館で思う存分、本を読みたい!!
入学前から生徒たちが楽しみにしていることのひとつです。2階建てで12万冊以上の蔵書を誇り、いくつもの個別ブースがある図書館は、普段から読書や学習に多くの生徒が利用しています。今週、本校ではちょうど前期中間試験を終えたばかり。本好きの生徒たちが軽い足取りで図書館へ向かっていました。そんな図書館について少しだけご紹介します。
新着図書コーナー。思わず足を止め、本を手に取ってしまう魅力的な場所です。


4月に行われた中学1年生の図書館オリエンテーションの様子です。司書さんから図書館の使い方について教わりました。

一人ずつ利用者カードをもらい、目を輝かせながら本棚の間を行き来していました。

学習で使える個別ブースも充実しています。


個別ブースの他に小さな部屋もいくつかあります。例えば「中学生のお部屋」。グループ活動にも適しています。

「高校生のお部屋」には大学入試関係の資料も揃っています。

3人の司書さんたちによる本の紹介。時期や学校での講演会などに合わせて、様々な本が並びます。



中学生、高校生という多感な時期。本との素敵な出会いがたくさんありますように。
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